お台場シクロクロス東京2018を観戦してきました

お台場シクロクロス東京2018を観戦してきました。

こんにちは。
ブログ担当の内海です。

先週の土曜日、お台場にて開催されたシクロクロス東京を観戦してきました。
その時の様子をアップしたいと思います。

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シクロクロスとは

シクロクロスというと聞き馴染みがない言葉だと思いますが、平たく言うと自転車のオフロード競技のことです。

最近街中で見かけるようになったロードバイクとは少し異なり、シクロクロス車という独自の車種があります。
わかりやすく説明すると、舗装路を遠くまで速く走るのがロードバイクなら、悪路を走破したり、障害物を避けるために担ぎやすくなっていたりするのがシクロクロス車です。

シクロクロス東京とは

毎年この時期にお台場の海浜公園にて催されるシクロクロスの大会です。

今年は2/10(土)~11(日)まで二日間の開催で、初日は初参加者カテゴリーやマスターズカテゴリーなどがあり、初級者から中・上級者がコースを駆け巡ります。
二日目は招待選手として招かれた日本の男女トップクラスの選手が走るので、会場は大いに盛り上がるレースとなります。

お台場ならではの砂浜地獄

シクロクロス東京2018コースマップ
砂浜地獄のコースマップ

今年のコースマップはコレです。
見るからに地獄です。

今年は砂浜エリアがさらに増えたとのことで、選手たちを苦しめます。

レースの様子

大体毎年このレースを観戦しているのですが、この日は友達がレースに出場するということなので、彼の奥さんと彼の十ヶ月になる息子君、それともう一人友達と一緒に応援にやってきました。

友達の出場するレースは初出場者が主なカテゴリーです。
レース時間は30分。
その時間内でいかに周回数を稼げるかというのがシクロクロスのルールです。
同一周回の場合はそのタイムで競われます。

そのレースの様子はこんな感じでした。

レースの様子1

ゼッケンナンバー64番の彼が友達のS君です。(写真掲載許可済み)
会場の目玉の一つでもあるフライオーバー(観客通路との立体交差)を駆け下りて猛スピードで走り抜けていきます。

レースの様子2

コース中盤の長い砂浜セクションに挑んでいる様子です。
まだ序盤で、立ち漕ぎで何とか走れているとは言え、かなりキツイはずです。

レースの様子3

乗って走れなければ押してでも進んでいきます。
砂浜セクションでは選手たちの速度も落ちるので、応援する側の声も聞こえやすくなります。
私もシクロクロスの応援では欠かせないカウベル鳴らしながら「頑張れー!」と激励してあげたところ「おう!」と、しっかりと答えてくれました。

レースの様子4

砂浜を超え、後半の林間と芝生のセクションです。
ここではバイクに乗れる代わりに、木の枝や根っこが選手たちを妨害します。
上と下に気を配りながら、テクニカルなヘアピンカーブをいくつもクリアしなければならないので、選手たちの技量が試されるセクションになります。

レースの様子5

最終ラップの様子です。
写真奥の芝生セクション(黄土色)から砂浜セクション(灰色)になる所ですが、このように勢いをつけて砂浜に乗ることができても、バイクのリアが横に振れてしまって言うことを聞いてくれません。
これを乗りこなすには相当なパワーが必要なのです。
二日目に走るトップ選手たちはこの砂浜をバイクに乗ったまま最後まで通過することが出来てしまうので、流石としか言いようがありません。(しかもレース時間は60分!)

砂浜を走り抜くパワー、林間を駆け抜ける技量、その両方を必要とするこのシクロクロス東京は、本当に過酷で、見ごたえのあるレースだと思います。

レース後の疲労困憊

ゴール後、砂浜に倒れ込んだS君。
レースの過酷さが良くわかります。
しばらくは足腰が立たない状態だったので、しばらく休んでいました。

レースを終えて

レース後のS君

結果は3周回して65人中30位!
トップとの差はおよそ6分でした。

この内11人はリタイアだったとのことで、そんな中半分より上位だったのは良い方だったのではないでしょうか。
S君本当にお疲れ様でした!

さいごに

シクロクロス東京は今年の開催を最後に、東京オリンピック開催の影響で会場を使用できないため、今後二年間は開催出来ないことが決まっています。

2021年の開催もまだ決まっていないようですが、私個人としては間近で見られる、迫力あるレースを見られるのは本当に楽しいので、是非とも開催してほしいものです。

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